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冬に多い病気

冬に多い病気

冬に多い病気

冬に多い病気といえば、やっぱりかぜ!特に、「乳幼児嘔吐下痢症」、「RSウイルス感染症」や、みなさんご存知のインフルエンザは冬に流行します。その理由として、これらの原因となるウイルスは乾燥や寒さを好むからです。

冬のかぜは、ひどい下痢や嘔吐、高熱といった症状がよく見られます(>_<)また、せきや鼻水など、呼吸器系の症状がでることが多いのが特徴です。

かかりやすさと困り度の説明

乳幼児性嘔吐下痢症乳幼児性嘔吐下痢症

かかりやすさ:
困り度:

どんな病気?
「ノロウイルス」、「ロタウイルス」、「アデノウイルス」などが胃腸に感染して起こる病気です。
症状は下痢、嘔吐、発熱ですが、高熱がでる症状が見られるときは、「ロタウイルス」の感染によるものが多いです。「ロタウイルス」に感染すると、特有のすっぱいにおいがする白っぽい水様便が、1日に何回も出て重症化しやすいので注意が必要です!
手当てが遅れると、下痢・嘔吐が原因で脱水症状を起こすキケンも。脱水症状がなければ自然に治るので、水分補給を十分にしましょう!!

治療法
脱水症状を防ぐために、薄めのミルクや重湯、麦茶などをこまめにあげて水分補給をしてください。一度にたくさん与えると、吐きやすいので少しずつあげましょう。その後は、便の様子を見ながら消化のよいものを少しずつ与えてきましょう。
「ロタウイルス」は感染力が強く、排泄物や嘔吐物からも感染します。お世話のあとはしっかり手を洗ってください。下痢でおむつかぶれを起こしやすいので、シャワーなどでおしりの清潔を保ちましょう!

RSウイルス感染症RSウイルス感染症

かかりやすさ:
困り度:

どんな病気?
RSウイルスは、冬に流行するかぜ症候群の代表的なウイルスで、呼吸器に感染症を起こします。このウイルスに感染すると、鼻水、せき、発熱などの症状が出ます。ふつう1~2週間で治りますが、2歳以下の小さいお子さんだと細気管支炎や肺炎を起こすことも…。ひどいせきや、喘鳴や多呼吸などの症状が出て、入院が必要になる場合もありますので、気をつけましょう!免疫不全児、低出生体重児や呼吸器・循環器に基礎疾患を持つ乳幼児は症状が重くなりやすいので、特に注意が必要です!

治療法
特効薬はなく、発熱には解熱鎮痛剤が処方されるなど、症状を和らげる対症療法を行います。細菌性肺炎や中耳炎の合併症が疑われる場合は、抗菌薬が使われます。脱水気味になると痰が出にくくなるので、水分補給を心がけましょう!


インフルエンザインフルエンザ

かかりやすさ:
困り度:

どんな病気?
インフルエンザウイルスによる流行性感冒。
ウイルスにはA、B型などがあり、その年によって流行するのもが異なります。
インフルエンザは39度近い高熱とともに、さまざまな症状が現れます。だるさ、寒気、関節痛、せき、鼻水、のどの痛みのほか、腹痛、下痢、嘔吐などの消化器系の症状を伴うこともあります。高熱は1週間近く続き、いったん下がってもまた上がったり、しつこく続きます(>_<)合併症として、急性細気気管支炎、急性気管支炎、肺炎、中耳炎などがあります。稀にですが、インフルエンザ脳症を併発して、重い後遺症を残すことがあるので注意が必要です!

治療法
インフルエンザの検査は、鼻水などを綿棒でぬぐう検査などを行い感染の有無を確認します。
インフルエンザと確定したら、熱があれば解熱薬を処方するなど対症療法をしますが、タミフルなどの抗ウイルス薬を飲ませることもあります。
家庭では処方された薬を飲ませて、室内の保湿と保温に注意をし、食欲があまりなくても水分補給はこまめにしましょう!
流行前に、任意ではありますが予防接種を受けることも可能です。流行する型が違うと効かなかったり、アレルギーのある子供は接種できない場合があるので、医師に相談しましょう!予防としては、流行時には人ごみに連れていかない、うがいや手洗いを習慣化させるなど、気をつけましょう!

春に多い病気夏・秋に多い病気冬に多い病気その他の気を付けたい病気

 

小児科医 浦島崇監修

 

HEALTHCARE 赤ちゃんのヘルスケア情報


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