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その他の気をつけたい病気

その他
かかりやすい病気ではないですが、子供の頃に気をつけておきたい病気があります。 急になってしまった時に慌てないよう、特徴などを覚えておきましょう!
かかりやすさと困り度の説明

目次

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熱性けいれん熱性けいれん

かかりやすさ:
困り度:
どんな病気? 発熱時に起こるけいれんです。子供の頃は脳の発達が未熟なので、発熱による刺激を受けやすいことが原因と考えられています。けいれん時は、急に白目をむき、両手足が硬くなり、がくがくと震えるように動いて意識がない状態になります。発作の時間は3分ぐらいで、長くても15分以内でおさまります。初めてけいれんを起こした時は必ず受診してください! 治療法 子供がけいれんを起こした場合、冷静に対処することが大切です。けいれん時は子供を抱いたり激しく揺さぶったりしないでください!衣類を暖め、吐いたものが喉につまり窒息しないように顔を横向きにさせましょう。てんかんなど他の病気でないかと判断をするために、けいれん時の目や手足の状態などを観察することも大切です。けいれん回数が多いようであれば、再発予防のために抗けいれん剤を処方される場合もあります。

川崎病川崎病

かかりやすさ:
困り度:
どんな病気? 4才以下の子供に見られる原因不明の全身血管の病気です。5日間以上の38度の高熱が続く、手足が赤く腫れる、色々な形の赤い発疹がでるなどの様々な症状がでます(>_<)心臓の血管の一部に冠動脈瘤というコブができることがあり、後遺症として残る場合があります。 治療法 入院治療が基本となります。冠動脈瘤ができていないかを確認するために、心臓の超音波検査などを行います。もし、冠動脈瘤が見つかった場合は専門医のもとで治療を続けることになります。治療法は、血液の抗凝固剤などの薬物療法が基本となってきます。後遺症が見つからなくても全身の血管が炎症を起こしている状態ですので、しばらくは安静を保ち経過を見ることが必要です。

髄膜炎髄膜炎

かかりやすさ:
困り度:
どんな病気? 脳や脊髄(せきずい)を覆っている、「髄膜(ずいまく)」という部分が炎症を起こす病気です。ウイルスが原因で起こる「ウイルス性髄膜炎」と細菌による「細菌性髄膜炎」という2種類があります。風邪と似た症状から始まりますが、その後、発熱、激しい頭痛、嘔吐などが見られ、けいれんや意識障害が起こることもあり、とてもキケン!治療が遅れてしまうと命に関わりますので、いつもと様子が違うなと感じたらすぐ受診を! 治療法 髄膜炎かな?と思ったら、髄液を採取し、細胞の数などを測定します。細菌性髄膜炎の場合はすぐに入院し、抗菌薬を使って治療します。毒性が強かったり、治療が遅れてしまったりすると、後遺症が残ってしまうキケンがあるので、できるだけ早い治療が必要です!ウイルス性髄膜炎の場合は、乳児下痢症の原因となるウイルスの場合が多いので、必ずしも入院の必要はありません。

突発性発疹突発性発疹

かかりやすさ:
困り度:
どんな病気? 「ヒトヘルペスウイルス6型」というウイルスの感染が原因で起こる病気です。突然、38度~39度の熱が3日ほど続き、下痢をしたり、まれに中耳炎を合併することがあります。高熱のわりに食欲があったり機嫌がよかったりするのが特徴です。熱が下がってから24時間以内に、腹部や胸、顔などに赤い発疹がでます。かゆみはほとんどなく2~3日後には自然に消え跡が残ることはありません。 治療法 熱が高い場合は、解熱剤を使いますが、特別な治療方法はありません。熱が下がって発疹がでるまでは、突発性発疹と診断できないことが多く、それまでは風邪症候群と同じ対症療法の投薬治療や水分補給などのケアを行います。ほとんどの場合は自然に治りますが、4~5日経っても熱が下がらないときはもう一度お医者さんにみてもらってくださいね!

百日咳百日咳

かかりやすさ:
困り度:
どんな病気? 百日咳(ひゃくにちぜき)は、ワクチンを接種していない幼児や小児などが「百日咳菌」という細菌 に感染することで起こる病気です。「コンコン」と短い間隔で連続したせきをし、その後急に息を吸い込み 「ヒュー」という音が出るというような、特徴的な症状です。乳幼児期に感染すると、肺炎や脳症を併発することもあり、とってもキケン(>_<)脳症は、知能障害や視力障害などの後遺症が残ることがあり、命に関わる事態になることも。くれぐれもワクチンの接種忘れのないように!! 治療法 上に書かれてあるような症状が現れたら、お医者さんを受診する必要があります!治療には、マクロライド系の抗生物質を使い、体内の除菌機能を高めます。十分な栄養・水分を補給し休養をとることで、効率よく百日咳菌を体外へ追い出すことができます。四種混合ワクチンを打つことで予防することができますよ!
春に多い病気夏・秋に多い病気冬に多い病気その他の気を付けたい病気
 
小児科医 浦島崇監修
 

冬に多い病気

冬に多い病気
冬に多い病気といえば、やっぱりかぜ!特に、「乳幼児嘔吐下痢症」、「RSウイルス感染症」や、みなさんご存知のインフルエンザは冬に流行します。その理由として、これらの原因となるウイルスは乾燥や寒さを好むからです。 冬のかぜは、ひどい下痢や嘔吐、高熱といった症状がよく見られます(>_<)また、せきや鼻水など、呼吸器系の症状がでることが多いのが特徴です。
かかりやすさと困り度の説明

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乳幼児性嘔吐下痢症乳幼児性嘔吐下痢症

かかりやすさ:
困り度:
どんな病気? 「ノロウイルス」、「ロタウイルス」、「アデノウイルス」などが胃腸に感染して起こる病気です。 症状は下痢、嘔吐、発熱ですが、高熱がでる症状が見られるときは、「ロタウイルス」の感染によるものが多いです。「ロタウイルス」に感染すると、特有のすっぱいにおいがする白っぽい水様便が、1日に何回も出て重症化しやすいので注意が必要です! 手当てが遅れると、下痢・嘔吐が原因で脱水症状を起こすキケンも。脱水症状がなければ自然に治るので、水分補給を十分にしましょう!! 治療法 脱水症状を防ぐために、薄めのミルクや重湯、麦茶などをこまめにあげて水分補給をしてください。一度にたくさん与えると、吐きやすいので少しずつあげましょう。その後は、便の様子を見ながら消化のよいものを少しずつ与えてきましょう。 「ロタウイルス」は感染力が強く、排泄物や嘔吐物からも感染します。お世話のあとはしっかり手を洗ってください。下痢でおむつかぶれを起こしやすいので、シャワーなどでおしりの清潔を保ちましょう!

RSウイルス感染症RSウイルス感染症

かかりやすさ:
困り度:
どんな病気? RSウイルスは、冬に流行するかぜ症候群の代表的なウイルスで、呼吸器に感染症を起こします。このウイルスに感染すると、鼻水、せき、発熱などの症状が出ます。ふつう1~2週間で治りますが、2歳以下の小さいお子さんだと細気管支炎や肺炎を起こすことも…。ひどいせきや、喘鳴や多呼吸などの症状が出て、入院が必要になる場合もありますので、気をつけましょう!免疫不全児、低出生体重児や呼吸器・循環器に基礎疾患を持つ乳幼児は症状が重くなりやすいので、特に注意が必要です! 治療法 特効薬はなく、発熱には解熱鎮痛剤が処方されるなど、症状を和らげる対症療法を行います。細菌性肺炎や中耳炎の合併症が疑われる場合は、抗菌薬が使われます。脱水気味になると痰が出にくくなるので、水分補給を心がけましょう!

インフルエンザインフルエンザ

かかりやすさ:
困り度:
どんな病気? インフルエンザウイルスによる流行性感冒。 ウイルスにはA、B型などがあり、その年によって流行するのもが異なります。 インフルエンザは39度近い高熱とともに、さまざまな症状が現れます。だるさ、寒気、関節痛、せき、鼻水、のどの痛みのほか、腹痛、下痢、嘔吐などの消化器系の症状を伴うこともあります。高熱は1週間近く続き、いったん下がってもまた上がったり、しつこく続きます(>_<)合併症として、急性細気気管支炎、急性気管支炎、肺炎、中耳炎などがあります。稀にですが、インフルエンザ脳症を併発して、重い後遺症を残すことがあるので注意が必要です! 治療法 インフルエンザの検査は、鼻水などを綿棒でぬぐう検査などを行い感染の有無を確認します。 インフルエンザと確定したら、熱があれば解熱薬を処方するなど対症療法をしますが、タミフルなどの抗ウイルス薬を飲ませることもあります。 家庭では処方された薬を飲ませて、室内の保湿と保温に注意をし、食欲があまりなくても水分補給はこまめにしましょう! 流行前に、任意ではありますが予防接種を受けることも可能です。流行する型が違うと効かなかったり、アレルギーのある子供は接種できない場合があるので、医師に相談しましょう!予防としては、流行時には人ごみに連れていかない、うがいや手洗いを習慣化させるなど、気をつけましょう!
春に多い病気夏・秋に多い病気冬に多い病気その他の気を付けたい病気
 
小児科医 浦島崇監修
 

夏・秋に多い病気

夏・秋に多い病気
冬のかぜと夏のかぜでは、ウイルスの種類が違います。 夏かぜのウイルスは高温・多湿の環境が大好き!夏かぜの主な症状は、のどの痛み、発熱、発疹、下痢、腹痛などです。夏かぜの代表的なものとして、プール熱(咽頭結膜熱)、ヘルパンギーナ、手足口病、とびひなどがあります。
かかりやすさと困り度の説明

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手足口病手足口病

かかりやすさ:
困り度:
どんな病気? 「コクサッキーA16ウイルス」や「エンテロウイルス71」という名前のウイルスなどにより、手足や口の中に発疹が出る病気です。5歳以下の乳幼児に多く、感染力が強いので、兄弟間ではほとんどが感染してしまいます(>_<)口の中の粘膜や歯肉、唇の内側に丘疹(きゅうしん)ができて、それと同時か少し遅れて、手のひらや足の裏にも水疱ができます。症状は発疹や軽い熱だけなので、それほど心配しなくて大丈夫ですが、まれに「無菌性髄膜炎」という合併症が出てしまう場合があります。頭痛や、嘔吐などの症状がみられたら注意してくださいね! 治療法 口の中の発疹は3~4日、手や足は7~8日で自然に治ります。感染力がとっても強いので、周囲に移さないように気を付けたいですね(>_<)

ヘルパンギーナヘルパンギーナ

かかりやすさ:
困り度:
どんな病気? 「コクサッキーA群ウイルス」や「エコーウイルス」という名前のウイルスなどの感染で起きる病気で、夏から秋にかけてはやる夏風邪の一種です。39度ぐらいの高熱が出て、のどの奥に数個~十数個の小さな水疱ができるのが特徴です。そのため、のどが赤く腫れてよだれがたくさん出てしまいます(>_<)水疱がやぶれて潰瘍になると、のどの痛みがひどくなります。お子さんはつばを飲み込むだけで痛いので、水分をとることを嫌がり、脱水症状を起こしてしまうことがあるので、要注意です!熱は2~3日で下がり、水疱も1週間程で治りますよ(^_^) 治療法 安静にしていれば、自然に治ります。ただし、のどが痛み、水分補給を嫌がる場合はのどの消炎剤を処方してもらいましょう!また、高熱で苦しいようであれば解熱剤を使用して熱を下げましょう。予防としては、うがい手洗いをしっかりとさせること。もし、うがい薬をいやがるときは緑茶でうがいさせるのも効果的です!

プール熱(咽頭結膜熱)プール熱(咽頭結膜熱)

かかりやすさ:
困り度:
どんな病気? 「アデノウイルス」というウイルスによる感染症で、夏風邪の一種です。プールで集団感染することがあるので、このように呼ばれています。乳幼児が感染することは少ないですが、幼稚園などで感染した兄弟からうつってしまうことがあります(>_<)39度以上の高い熱が出て、のどが赤く腫れて痛み、せきや鼻水などの風邪の症状が出ます。また、食欲がなくなってしまったり、あごの下などのリンパ節が腫れ、涙目になったり、目が充血したり、目やになど、結膜炎(けつまくえん)の症状が出ることもあります。熱は3~4日続き、熱以外の症状は1週間程で治ります。 治療法 特効薬は残念ながらないのですが、ウイルス性の風邪なので安静にしていれば治ります!でも、高熱が続いて苦しいときは解熱剤を、のどの痛みには鎮痛剤を、目の症状には目薬を処方してもらいましょう。予防するには、プールの後はしっかりとうがい、手洗い、目の洗浄をさせることが大事!他のお子さんとのタオルをいっしょに使うは避けてくださいね。

とびひとびひ

かかりやすさ:
困り度:
どんな病気? ブドウ球菌の感染による、夏に多く見られる皮膚病です。強いかゆみがあり、かいて水疱の膜が破れると感染力の強い細菌が飛び散り体のほかの部分にも広がってしまいます。水疱が破れた後は赤くただれてかさぶたになり、しばらくすると乾いてきれいにとれます。重症化すると、全身に水疱が広がり広範囲の皮膚がむけることがあるので、早めの治療が大切! 治療法 しっかりと治療しないと悪化して、治るのに時間がかかります。感染力がとても強いので、他の人にうつらないように、薬を塗って保護しましょう!ひどい時は抗生物質を飲む事もあります。水疱のあとが乾いてきれいになるまでは、湯船やプールには入らず、シャワーだけにし、同じタオルをいっしょに使ったりなどはなるべく避けてくださいね。予防するには、虫刺されや湿疹、あせもはかきむしらないようにすることと、爪は短くすることが大事ですよ!
春に多い病気夏・秋に多い病気冬に多い病気その他の気を付けたい病気
 
小児科医 浦島崇監修
 

春に多い病気

春に多い病気
お子さんが保育園や幼稚園に入園すると、急に環境が変わりますよね。 集団生活が始まるので病気をもらってしまうことも多くなります。 また、慣れない環境のせいで、疲れが出て熱を出してしまったり、お腹を壊してしまったりと、何かと体調も崩れがち。 大事なのは、睡眠時間をたっぷりとったり、早寝早起きをするなどの生活習慣をしっかり身につけさせること。お子さんの健康のためにママも一緒にサポートしてあげましょう!春に流行る病気はそこまで多くないのですが、「溶連菌感染症」という病気が割と多いといわれています。また、はしかや風しん、水ぼうそうなど集団感染しやすい病気には注意が必要!
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溶連菌感染症溶連菌感染症

かかりやすさ:
困り度:
どんな病気? 「溶連菌感染症」はのどに感染して起こる病気のことです。最初は咽頭炎(いんとうえん)や扁桃炎(へんとうせん)などの症状が出ます。急に39度ぐらいの熱が出て、のどを見ると扁桃部分が赤くはれ、のどの入口も赤く腫れてしまいます。痛みも強く、吐き気や嘔吐、腹痛、頭痛、ときには筋肉痛や関節痛がでることも…。また、のどの炎症に関係のある首のリンパ節がはれたり、中耳炎などを引き起こすこともありますので注意しましょう!その後は、細かい赤い発疹が胸や首のあたりや手首や足首のあたりから始まり、全身にも広がってしまうこともあります。病気にかかったばかりの時は舌が白いコケに覆われたように見えますが、3~4日するといちごのように赤くなります。これが「いちご舌」と呼ばれる、この病気の特徴的な症状です。 治療法 治療は、菌に効く抗生物質を飲むこと!ほとんどの場合、薬を飲み始めてから1~2日で熱が下がり、発疹もだんだんよくなり、のどの痛みも1週間以内でおさまります。血尿などの合併症が現れることがあるので、長めに抗生物質を飲んだりする場合もあります。主治医の先生と相談してあせらず治療していきましょう!

はしか(麻しん)はしか(麻しん)

かかりやすさ:
困り度:
どんな病気? 麻しんウイルスが空気感染をして起きる、感染力の強い病気です。39度前後の高熱が2~3日続き、くしゃみ、せきといった、風邪に似た症状が出ます。また、目やにが出たり、目が充血したりすることも…。そして、ほっぺの内側にコプリック斑という白い斑点ができます。いったん下がった熱が再び上がり始めると、赤い発疹が顔、胸、手足などからだじゅうに広がることがあります。発疹が出てから3~4日後に熱が下がり始め、発疹の色が赤から茶色、黒ずんだ色にかわり、色素沈着を起こします。病気が治っても褐色のしみが残りますが、やがて自然に消えるので、大丈夫ですよ!肺炎を合併して重症化することがあるので予防接種での感染予防が重要です。 治療法 特効薬というものは特にこれといってないのですが、熱やせき、合併症の予防のために、抗生物質などの薬を飲むことがあります。 はしかにかからないためには、1歳をすぎたら麻しん・風しん混合ワクチンを接種しましょう!

風疹(三日ばしか)風疹(三日ばしか)

かかりやすさ:
困り度:
どんな病気? 風しんウイルスによって起こる病気。38度ぐらいの熱、せき、鼻水のような風邪症状に始まり、顔や耳の後ろに小さな発疹がでて体中に広がります。また、首や耳の後ろのリンパ節がはれて痛むのも特徴です(>_<)熱は2~3日下がり、発疹もだんだん消えていきます。はしかと違って色素沈着はありません。妊婦さんがかかると赤ちゃんへ影響が出ることがあります。 治療法 こちらも特効薬はなく、ほとんどは自然に治りますが、高熱が続く時は入院が必要なことも…。熱がある場合は、首元などを冷やして楽にさせてあげましょう。38度では解熱剤を使わないことがほとんどです。 発疹のかゆみには、病院からかゆみ止めが処方されることがあります。1歳をすぎたら麻しん、風しんの「混合ワクチン」を接種しましょう!

水疱瘡水疱瘡

かかりやすさ:
困り度:
どんな病気? 「水痘(すいとう)」、「帯状疱疹ウイルス」の感染で起こる病気です。37~38度くらいの熱といっしょに、頭や顔に虫さされのような赤い小さな発疹がでて、半日から2日ぐらいでからだじゅうに広がります。発疹は頭の中や口の中、デリケートゾーンにもできます。赤い発疹はしだいに強いかゆみのある小豆大の水疱になりますが、2~3日後には乾いてしぼみ、黒いかさぶたができて、はがれます。水疱瘡は感染力が強い病気なので、発疹が全部かさぶたになるまでは、まわりの人に感染させてしまうことがあります(>_<)水疱瘡かな?と思ったら、受診前に病院に連絡し発疹の様子を伝えましょう! 治療法 特別な治療はないのですが、発疹のケアはとても大切!かゆいからといってかきすぎてしまうと、化膿して、あとが残ってしまうことがあるので、かゆみが強いときは、かゆみ止め用の軟膏を塗りましょう!もし、化膿してしまったら病院で抗生物質をもらいましょう。

おたふく(流行性耳下腺炎)おたふく(流行性耳下腺炎)

かかりやすさ:
困り度:
どんな病気? おたふくかぜは、正しくは、「流行性耳下腺炎」といいます。「ムンプスウイルス」というおたふくかぜウイルスの入ったつばが飛んだり、空気感染することで発症します。そのため、子供が多く集まる保育所、幼稚園、小学校などで流行し、2歳から12歳のお子さんがかかってしまうことが多いのです(>_<)ウイルスに感染してから症状が出るまでに2~3週間ぐらいの「潜伏(せんぷく)期間」があります。この潜伏期間中に唾液腺の中でウイルスが増えてしまうので、潜伏中でも他のお子さんにうつしてしまうことも…。発症すると、耳下腺の腫れ、唾液腺の腫れ、発熱などがあり、ふつう治療には1週間~10日ほどかかります。頭痛が強いときはかかりつけの先生に相談しましょう。 治療法 おたふくかぜには、特別な治療法というものはありません。おたふくかぜを予防するには、ワクチンの予防接種をします。ワクチンは1歳を過ぎれば受けられますよ!幼稚園・保育園など集団生活に入る前に予防接種を受けておくこと、感染するキケンを75~91%も減らすことができるといわれています!
春に多い病気夏・秋に多い病気冬に多い病気その他の気を付けたい病気
 
小児科医 浦島崇監修
 

年間 子供病気カレンダー

子どもがかかりやすい病気をカレンダーでご紹介♪ 一年を通してかかりやすい病気もありますが、夏にプール熱、冬にはインフルエンザなど、季節によってさまざまな病気がありますよ。このカレンダーを見て、お子さんの予防接種のスケジュールを立てていきましょう!
春に多い病気夏・秋に多い病気冬に多い病気その他の気を付けたい病気
病名 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
はしか
風疹
インフルエンザ
乳幼児嘔吐下痢症
水ぼうそう
ヘルパンギーナ
手足口病
プール熱
とびひ
おたふく
ロタウィルス
ノロウィルス
溶連菌
RSウィルス
百日咳
病名 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
 
1月~6月 1月~4月、11月~12月 1月~3月、11月~12月 1月~3月、11月~12月 1月~7月、11月~12月 6月~9月 6月~9月 5月~9月 6月~9月 1月~5月 1月~4月 9月~12月 1月~3月、7月~9月、12月 10月~11月 4月~8月
小児科医 浦島崇監修
 

耳鼻咽喉科医 三塚沙希監修
  赤ちゃんが生まれてから1歳になるまでは、お祝いの行事がたくさん!ママになりたてで、育児に追われて大変かもしれないけれど、一生に一度の行事もあるので、良い思い出になること間違いなし!家族、親戚みんなで楽しく祝ってあげましょう♪

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帯祝い

妊娠5ヶ月の戌の日 帯祝いは、赤ちゃんが出来てから初めてのお祝い行事。犬は多産でありながらもお産が軽いことから、それにあやかって妊娠5ヶ月目の戌の日に腹帯を巻く習慣があります。また、帯祝いは縁起かつぎだけではなく、お腹の赤ちゃんを保護し、位置を安定させる大切な意味もあるんですよ♪

 

お七夜

誕生から7日目 お七夜は、誕生してから7日目の夜に、赤ちゃんの無病息災を願って、命名式とお祝いの膳を囲みお祝いする行事。お赤飯や鯛、紅白のお麩などの祝膳を家族で食べ、お宮参りの約1ヶ月間、命名書を飾ります。 今では、出産してから退院する日が産後から1週間ぐらいのことが多いので、お母さんの退院祝いを兼ねて行う事も多くなっています。赤ちゃんにとっては、生まれて初めてのお祝い行事なので、記念に手形や足形をとる人も多いんですよ!

お宮参り

男の子:誕生から31日目 女の子:誕生から33日目 お宮参りは、赤ちゃんが生まれた土地の守り神「産土神(うぶすながみ)」に誕生を報告し、赤ちゃんの成長と健康をお祈りする行事。日にちは、地域によってさまざまですが、一般的には、男子が31日目、女子が33日目にお参りをします。 赤ちゃんに祝い着を着せて、父方の母親が抱くことが習慣となっています。お参りに行く日は、赤ちゃんのことを考えて、天気のよい日を選びたいですね♪

お食い初め

生後100日目 お食い初めは、生後100日目もしくは120日目に、「一生食べ物に困らないように」と願いを込めて一人前のお膳を用意し、食べ真似をさせるお祝い行事です。食器は新しい物を揃えます。伝統的な形の祝い膳は一汁三菜を基本に、お赤飯、鯛か鯉の汁物などが用意されます。長寿にあやかるようにと、お祝いの席の中で一番年長の方に「食べさせる真似」の役目をして頂くのが一般的です。この頃は離乳食の準備を始める時期でもあります。この機会に離乳食用の食器を揃えるのもいいですね★

 

初節句

男の子:5月5日 女の子:3月3日 節句は、無病息災を願い、祖父母などを招いてお祝いをする行事です。誕生してから初めての節句を「初節句」と言って、男の子は5月5日の端午の節句(子供の日)、女の子は3月3日の桃の節句(ひなまつり)が初節句となります。端午の節句には武者人形やこいのぼり、桃の節句には雛人形を飾ります。赤ちゃんが生まれてからすぐに初節句を迎えるときは、翌年に見送る場合も多いようです!

初誕生日

誕生から1年後 赤ちゃんが生まれて初めての誕生日で、無事に1年を迎えられたことに感謝をし、これからも健やかに成長できるようにと家族みんなでお祝いする行事です♪地域によって異なりますが、一升餅を背負わせお祝いする地域もあります。一升餅には、「一生、長生きできるように」や「一生食べ物に不自由しないように」などという願いが込められています★

 

七五三

男の子:5歳 11月15日 女の子:3歳・7歳 11月15日 七五三は、数え年で男の子が5歳、女の子が3歳・7歳の11月15日に、氏神様にお参りをし、無事に成長したことを告げるお祝い行事。また、3歳、5歳、7歳は子どもの厄年とも言われ、七五三のお祝いは厄払いの意味も含まれているんです!s 神社でお参りするだけでもOKですが、前もって七五三のお祝いであることを告げておけば、実は特別な参拝をさせてもらえるんです!お参りの後は、お赤飯や千歳飴を持って挨拶回りをし、親戚を招いてお祝いをします♪
耳鼻咽喉科医 三塚沙希監修
 
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