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アトピーについて

アトピーについて

 

アトピー性皮膚炎とは?

アトピー性皮膚炎は、アレルギーと関連する皮膚炎の一種。
強いかゆみをともなう湿疹が長く続き、治ったかな?と思っても繰り返し症状が出てくることが特徴です。

・左右同じところに湿疹が出る
・肘やひざの裏など、関節部内側に出やすい。耳の下、目口の周り等にも出る
・皮膚がカサカサ・ごわごわし、かきむしるほどのかゆみがでる。また、かきむしるとジュクジュクした体液が出る
・長い間(赤ちゃんの場合:2か月以上 成人の場合:半年以上)痒み、湿疹を繰り返す

などの症状が出た場合は、アトピー性皮膚炎が疑われます。

アトピー性皮膚炎の診断

アトピーの原因を特定するため、検査を行う場合があります。
繰り返す皮膚症状の原因がアトピーであれば、原因となる物質を特定することで、
つらい症状の緩和や早期の治癒につながります。

①問診
・どんな時にかゆいか
・特定の食物を摂取した時に症状が出るか
・家族にアトピー性皮膚炎やアレルギーを持った人はいるか
・アトピー性皮膚炎以外のアレルギーがあるか
・ペットを飼っているか
…等

②血液検査
血液検査では、主に以下の項目がチェックされます。

・好酸球数
白血球の一種である「好酸球」の数を調べます。アトピー性皮膚炎の人は、好酸球の数が多い傾向があります。
・IgE値
アレルゲンから体を守る為にある抗体の一種です。この値が高いと、何らかのアレルギーを持っていると考えられます。
・LDH
体内の酵素で、皮膚や肝臓などに多く含まれます。皮膚が炎症を起こすと血液中に出るので、アトピーの湿疹がひどいと、この数値が上昇します。
・TARC
アトピー性皮膚炎の重症度の評価に使われる数値です。重症であるほど数値は高くなります。

子供の成長とアトピー性皮膚炎

一般的に、アトピー性皮膚炎の赤ちゃんは、生後1~2ヶ月頃から湿疹がみられます。湿疹は頭部、顔面から始まり、首や身体に広がっていきます。
皮膚がカサカサし、かゆみがでるため自分で顔をひっかいたり、顔をこすりつけてきたりするので、そのようなしぐさが見られたら、注意が必要です。
湿疹は、離乳食が始まる5~6ヶ月の間にピークになり、それを過ぎると少しずつ消えていき、顔面の湿疹は1才頃には消えてしまう場合が多いようです。

幼児期~学童期にかけては首、腋の下、肘や膝の内側など柔らかい部分に、かさかさした皮膚炎や湿疹がみられるとともに、胴体部分に鳥肌のような毛穴の盛り上がりがみられます。秋~冬にかけては肌が乾燥し、粉を吹いたようになります。

自分で体を掻くことのできる年齢の子供の場合は、皮膚のかき壊しに注意する必要がありますが、「掻いちゃダメ!」と言われすぎるとかえってそのストレスで体を掻きたくなる子供も多くいます。「掻いちゃダメ」と怒るより、集中できる手遊びなどに誘い、掻かない工夫をしていくことも大切です。

 

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