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RSウイルス

小児科医 浦島崇監修

 

昨今、RSウイルスの感染患者が増えていて、全国の小児科の報告では、週に4000人以上が診察を受けているそうです。
RSウイルスは2歳までにほぼ全員が感染し、その後、何度も感染する身近な病気です。年間2万人がこの病気で入院しています。
症状は風邪とよく似ていて、鼻水などの軽いものから重い肺炎まで様々ですが、
初めて感染する子どもは重症になりやすいので注意が必要です。

特に1歳までの子や、心臓・肺・神経・筋肉・免疫機能に問題のある子は、
呼吸困難や細い気管支が腫れる細気管支炎、
肺炎といった重い症状が出やすく、
また合併症で中耳炎になる事もあります。

早産児など危険性の高い子には、予防に重症化を抑える薬を注射しますが、
RSウイルスにはワクチンや特効薬がなく、
基本的には対症療法になります。

★感染経路は、くしゃみやせき、ウイルスの付いた手指からで、潜伏期間は4~6日間。

一見すると単なる風邪と区別がつかないので、大人がRSウイルスに感染しながらも、
気付かず赤ちゃんに接触して感染する事があります。そのため子どものいる家庭では、感染予防に次のことを行いましょう。

RSウィルスの感染予防

・マスクをする
・手や指を石けんで洗う、アルコールなどで除菌する
・おもちゃやベビーグッズを、アルコールや塩素系の消毒剤で除菌する

人ごみの中や子ども同士の接触でも同様に、マスクの着用、手洗いを徹底させてください。

RSウイルスに感染したら?

もしRSウィルスに感染した場合は、ウィルスを外に出すことが回復の近道です。
鼻水はこまめに吸引し、熱は冷やしましょう。水分補給も重要です。
初期症状は風邪と一緒なので、RSウィルスか判断に迷ったときは、重症になる前に病院で検査しましょう。

小児科医 浦島崇監修

 

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