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赤ちゃんのコロナ感染

赤ちゃんのコロナ感染

小児科医 浦島崇監修

 
生後半年間は胎児期の母親からの移行抗体で”かぜ”に罹りにくいことが知られています。しかし母親をはじめ同居家族がコロナに感染した場合、赤ちゃんへも容易に感染します。実際に、赤ちゃんがコロナに感染する可能性はどの程度あるのか、また症状や対処法は大人と違いがあるのかなど、もしもに備えて知っておきましょう。

赤ちゃんがコロナに感染する可能性に関して、胎児期の移行免疫、母乳による免疫機能を助ける働きによって感染症にかかりにくいことから、コロナには感染しないと思う方もいるでしょう。実際には、母乳育児かどうかにかかわらず、コロナの感染のしやすさは大人と同程度とされています。

赤ちゃんがコロナに特別にかかりにくいとは考えない方がよいでしょう。
 

感染時の主な症状

赤ちゃんがコロナに感染した場合の症状は、大人と比べて軽いとの報告があります。しかし、まれに重症化することがあり、感染症対策が必要です。

症状は、乾いた咳や鼻水、鼻づまり、発熱などです。ただし、鼻水や鼻づまりなどの症状は大人と比べて少ないとされています。一部では、嘔吐や腹痛、下痢といった消化器症状もみられます。これらの症状が現れない無症状のケースもあることから、コロナに感染している人と接触した場合には注意が必要です。

赤ちゃんへのコロナの感染のしやすさは、新型コロナウイルスの株によって異なります。変異株のオミクロンが流行した際は、子供の感染が増えたといわれています。今後も、変異株の流行によって感染のしやすさに変化がみられる可能性があるため、流行期には感染症対策をより徹底することが大切です。

自宅で観察すべき症状と対応方法次の症状が現れた場合は、速やかに医療機関を受診する必要があります。

☑ ゼイゼイと呼吸が苦しそう
☑ 顔色が悪い
☑ 母乳やミルクを飲まない、嘔吐や下痢が続いていて口の中の乾き、尿の色が濃い、少ないなど脱水の症状がみられる
☑ ぐったりとしている、呼びかけても反応がない
☑ 38度以上の発熱が半日以上続いている
☑ けいれんした

けいれんが起きた(手足のつっぱり、眼が上を向くなど)場合は救急車を呼びましょう。

また、コロナ感染に合併してクループ症候群になる子供がみられます。「ケンケン」とオットセイの鳴き声のような咳が止まらないとき、咳で寝れなそうなときは医療機関を受診しましょう。
 

自宅でのお世話の方法

赤ちゃんは脱水症になりやすいことに加え、気道が細いことから呼吸器感染症が重症化しやすい傾向があります。

コロナ感染によって発熱した場合、こまめに母乳やミルクを与えて脱水を防ぐことが大切です。なお、2歳未満の子供へのマスクの着用は、呼吸を妨げるリスクがあるため避ける必要があります。お世話をする家族のマスクの着用期間は、症状が現れてから10日間、症状がなくなってから3日間のうち、長い方の期間が経過するまでです。

新型コロナウイルスは便にも排出されるため、おむつ交換の際はおむつ交換用のシートを使用するか、交換したところの床を清掃しましょう。おむつはビニール袋で二重に密閉して捨て、その後は必ず手を洗うことが大切です。

また、日中はなるべく換気をする、赤ちゃんの鼻水や吐しゃ物がついた衣類はすぐに洗濯するなどしましょう。入浴は、新生児を最後に入れることに加え、タオルの共有は避けてください。

新生児のコロナへの感染のしやすさは大人とほとんど変わらないうえに、重症化するリスクもあるため、適切な対応を心がけましょう。

HEALTHCARE 赤ちゃんのヘルスケア情報


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