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クループ症候群

クループ症候群

浦島先生監修

 
ウイルス感染よって喉の奥にある喉頭が狭くなり、特徴的な咳や、かすれ声、喘鳴などの症状をきたす疾患の総称です。6か月から4歳ぐらいの乳幼児によくみられ、特に1歳から2歳程度の子供に頻度が高い病気です。

クループ症候群

症状

オットセイの声や犬の吠える声に例えられるような、特徴的な咳が出ます。また声のかすれ、熱が出るなどの症状があります。気道が狭くなることにより、呼吸困難を伴う場合があるため、お子さまに普段と違った様子がないか、呼吸が苦しそうにしていないかよく確認することが必要です。
 

原因

クループ症候群は主にウイルス感染により引き起こされます。気温が下がる晩秋~冬にかけて多く、パラインフルエンザウイルスやRSウイルス、アデノウイルス、インフルエンザウイルス感染が原因となっています。
 

治療

治療が必要な場合は、のどの腫れを引かせるため血管収縮剤、ステロイド薬の吸入を行います。また症状に応じて、解熱剤や気管支を拡張する薬、痰の薬などが処方されます。
 

家庭での対処方法

咳は乾燥によって悪化するため、加湿器を使うなどして、室内の湿度を高めに保つようにしましょう。また白湯や麦茶などの温かい飲みもので水分をしっかり補給すると、脱水の予防になり咳症状も収まることがあります。また、夜間に症状が悪化することが多いため、咳で睡眠が出来なくなることがあります。
睡眠が出来ないとき、呼吸が苦しそうなときなどは医療機関を受診してください。

浦島先生監修

 

HEALTHCARE 赤ちゃんのヘルスケア情報


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