『ベビースマイル』は赤ちゃんの健康に関する情報をお届けするサイトです。 赤ちゃんの病気や日頃のケア、健康をサポートする育児用品まで幅広く紹介しています。

百日咳

百日咳

百日咳

百日咳とは

主に百日咳菌が原因による急性の呼吸器感染症で、特有の発作性の咳が特徴です。乳児期早期から感染する可能性があります。
 

症状

通常7~10日間程度の潜伏期を経て、鼻汁、咳嗽などのかぜ症状で始まります。次第に咳がひどくなり、百日咳特有の咳が出はじめます。顔を真っ赤にしてコンコンと短い咳が連続的に起こり、続いて、息を吸う時に笛の音のようなヒューという音が出ます。しばしば嘔吐を伴うこともあります。
発熱はせず、あっても微熱程度です。1歳未満の乳児、特に四種混合ワクチンを接種していない6か月以下の子どもでは重症化し、肺炎、脳症を合併することがあるため注意が必要です。
 

感染経路

百日咳は、患者の咳やくしゃみを吸い込むことによって感染します(飛沫感染)。また、咳やくしゃみで汚染された手指、器物などを介して感染します(接触感染)。
患者のほとんどは四種混合ワクチンを接種していない乳幼児です。またワクチン接種者でも、青年期以降にワクチンで獲得した免疫が低下し感染することがあります。その場合大人から子どもに感染させてしまう恐れがあります。
 

治療

百日咳菌に対する治療として、抗菌薬が用いられます。早期に治療を開始すれば、症状を軽くしたり、症状のある期間を短くしたりすることができます。また、適切な治療を受けた場合、5~7日間で人に感染させる危険性はなくなるといわれています。
咳に対しては咳を鎮めたり、痰を出しやすくしたりする薬や、気管支を拡げる薬などが使われます。また、十分な水分補給が必要となります。
 

予防法

飛沫感染・接触感染を防ぐため、手洗い、うがいを心がけましょう。乳幼児の四種混合の定期接種に加えて、学童期以降に百日咳を含んだ3種混合ワクチンを任意で接種することがあります。
近年では大人も百日咳にかかりやすい傾向にあり、普通の風邪と見分けがつかないことも多いです。普段から感染対策を徹底し、大人から乳幼児にうつさないように心がけましょう。

HEALTHCARE 赤ちゃんのヘルスケア情報


PAGETOP
公式LINEお友だち登録
  • シースター株式会社 公式LINE
  • シースター株式会社 公式Instagram
  • シースター株式会社 公式Facebook
  • シースター株式会社 公式YouTube
Copyright c SEASTAR Corporation All Rights Reserved. > プライバシーポリシー