『ベビースマイル』は赤ちゃんの健康に関する情報をお届けするサイトです。 赤ちゃんの病気や日頃のケア、健康をサポートする育児用品まで幅広く紹介しています。

妊娠中の女性に多い耳管開放症とは

妊娠中の女性に多い耳管開放症とは

小林先生 監修

 
耳管開放症は鼻と耳をつなぐ耳管が閉鎖しない、開いたままの状態で様々な症状を引き起こします。妊娠のほか、体調不良や急激なダイエットなどをきっかけに発症する人が多いとされています。妊娠中はただでさえ体調に変化が起こりやすいため、耳管開放症の症状や予防法を理解して、正しく対処することが大切です。
 

耳管開放症の概要

耳管は通常閉じていますが、唾液を飲み込むときやあくびをしたときなどに一時的に開き、中耳・鼓室(鼓膜の奥の空間)の気圧を調整する役割があります。山を登る、エレベーターで高層階に移動する、飛行機搭乗中などに、耳が詰まった感じになり、あくびをすると治ったという経験がある方は多いのではないでしょうか。これは耳管の気圧の調節が追い付かず、起こる症状です。開放症になり耳管が常時開いたままになると、鼻から中耳へ空気や音声が自由に通り、耳が詰まった感じがし、声がこもって聞こえます。
そのほか、自分の声や呼吸音が響いて聞こえる、耳鳴り、めまいなどの症状が現れます。横になって寝る、頭を下げると症状が軽快するのが特徴です。

治療は頭を下げる、横になるなどの体位を指導します。この他、生理食塩水を点鼻する、漢方薬の内服、鼓膜をテープで補強する治療などがあります。重症の場合、耳管にピンを挿入する手術が行われることがあります。
耳管開放性の概要
 

耳管開放症と妊娠の関連性

妊娠中のつわりによる急激な体重減少によって耳管の周りの脂肪が減少することで、耳管が常に開いた状態になります。症状がつらい時は、頭を下げる、または横になって休むようにしてください。出産後は耳管開放症が改善することがほとんどです。
ただし、耳管開放症と似た症状が現れる病気が隠れている可能性もあるため、出産後も症状が続く場合は、医師に相談することをおすすめします。
 

妊娠中の耳管開放症の予防策

妊娠中の耳管開放症はつわりによる体重減少が関係しています。つわりの度合いには個人差があるため、ほとんど食事や水分の摂取ができない方もいれば、いつもどおりに摂取できる方もいます。つわりがひどくて急激な体重減少が生じるおそれがある場合は、早めに医師に相談することが大切です。食生活の工夫についてアドバイスを受けるほか、栄養や水分を点滴で取り入れることで、急激な体重減少を防げる可能性が高まります。

また、妊娠中に太りたくないからといって、過度な運動や食事制限をしてはいけません。身体に大きな負担がかかるだけではなく、お腹の赤ちゃんに悪影響が及ぶおそれもあります。

今回は、妊娠中に多くの方にみられる耳管開放症について解説しました。日常生活に大きな影響は出ないものの、不快感によって妊娠生活がつらいものとなる可能性は否定できません。つわりで飲食が難しいときは早めに医師に相談するほか、妊娠中の過度なダイエットは避けることが大切です。
 

小林先生 監修

HEALTHCARE 赤ちゃんのヘルスケア情報


PAGETOP
公式LINEお友だち登録
  • シースター株式会社 公式LINE
  • シースター株式会社 公式Instagram
  • シースター株式会社 公式Facebook
  • シースター株式会社 公式YouTube
Copyright c SEASTAR Corporation All Rights Reserved. > プライバシーポリシー