小児科ナースが伝える初めての小児科受診
よくあるのが・・・
「せっかく来たのに、予約で埋まっていてみてもらえなかった」
「一般診療と予防接種の時間に分かれているため、 予防接種の時間に行ってしまったら熱ではみてもらえなかった」
「夏休みでやっていなかった」
私が以前働いていた小児科クリニックでは、一日に150人位の患者さんが来ており、なるべく制限はしたくないものの、緊急時以外制限をせざるを得ない状況だったりしました。特にワクチンの場合には、1週間単位で在庫や入荷本数など計算したりしますので、余分に確保しているもののワクチンの種類によってはすぐには受けられないこともありますので余裕をもって予約をした方がよいです。特に、2か月の予防接種開始時には、産まれたらすぐに予約を取らないと取れない場合もあります。
朝イチの予約枠を開示する同時に予約が埋まってしまい、朝イチなのにこれだけの人数が来たら夜中になってしまう・・・なんて時もありました。
必ず、受診前に受診する先の診察時間や予約方法などの情報を確認した上での受診をしてくださいね!
必ず必要な持ち物チェックリスト
これがないと受診できないので注意 ※保険証は無くても大丈夫だけど自費覚悟です。
母子健康手帳
ナースは何を見ているの?
産まれた時のこと、今の体重や身長の伸びやママの状態、初めてのワクチン接種以外の時には今までの予防接種歴、過去の病気など沢山の情報から、お子さんが今どのような状態にあるのかを見させてもらってるよ!
この情報からママやお子さんが何に困っているかを察知することもできる大切なものなんです。
医療証(市区町村によって違う)
これは受診時に無料になったりするよ。市区町村をまたいだりすると使用できないこともあるので、必ずどこの病院を受診するかも含めて事前に確認しておいてね!
健康保険証
医療証だけではなく、必ず健康保険証も必要になるよ!
ワクチン予診票
ワクチンを受ける際は必ず必要で、市区町村によっても対応が違う。
この予診票も市区町村によって異なりますので、任意接種以下外のものは市区町村から配布される予診票をもってきてもらう、もしくは病院に置いてあるものを使用できる場合など、様々。
問診票
今はオンライン上での問診が必要な場合が多いため、受診前にチェックを!
オンライン上の場合では事前に記載が必要無かったりゆっくり記入できるので便利ですよね。でもどちらにしても当日詳細や症状は聞かせていただいています。
紹介状
これは床以上の大きな病院を受診する際に必要な場合、また電話予約が必要なことが多い。
あった方がよい持ち物チェックリスト
これがなくても受診できるけど、無いと困るかも。理由と共にお伝えします!
~新生児から乳児編~
まず、受診する際に、【待ち時間】 があることを覚えておいてほしいです。
病院毎になるべく短縮する努力はしているものの病院によって、ドクターによって、症状によって、その日の混雑具合のよっても変わってきます。
オムツ・おしりふき
新生児なら特に、絶対必要なものですね。病院で購入できる場合もありますが、用意が無い場合もあるため、まさかのオムツパンパンで漏れちゃう!なんてことも良くあります!
ビニール袋
オムツを持ち帰りの場合が多いため、 おむつ用のビニール袋を用意しておくと良いです。他に色々使えるので、数枚持っておくと良いと思います。
ミルクまたは授乳グッズ
診察前には飲ませないが基本です。そのため、待ち時間が長いと、終わった後におなかを空かせているためとても不機嫌だったり、泣き止まないなんてことがあったりします。
特にワクチン注射後にそうなっていることが多く、ご褒美と落ち着かせるために、与えてから帰るママが多かったです。
お着換え
泣きすぎて吐く!おしっこやうんちが漏れる!何度となく私はそのようなお子さんを見てきましたので、あった方が良いと思います!
短肌着とか長肌着とかまでのお着換えは無くとも、おうちに帰るまでのお洋服はあった方がよいかもしれません。なぜなら、バスタオルでくるんでそのまま帰宅したお子さんを見てきたからです!
お薬手帳
産まれてから飲んでいるお薬や使用しているお薬がある場合には、教えてほしい情報になります。
よく使用しているけど、薬の名前やどれくらいの量なのかが分からない場合が多いため、正確な情報のお薬手帳は必需品です。
ハンドタオル
ミルクがこぼれた時や、涙を拭く時など、何かと便利です。