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予防接種


予防接種はなぜするの?

ウイルスや細菌によって起こる感染症の中には、一度かかると免疫ができ二度とかからずにすむものがあります。
そのことを利用して、実際に感染しないうちに体の中に免疫を作ろうというのが予防接種の目的です!


予防接種の種類

定期接種と任意接種

現在、実地されている予防接種は、「定期接種ていきせっしゅ」と「任意接種にんいせっしゅ」の2種類あります。


  定期接種 任意接種
費用 無料(ほとんどが自治体が費用を負担) 受けるかどうかは親が決める。
費用は自己負担。地域によって異なる。
ワクチン BCG
三種混合(百日ぜき、ジフテリア、破傷風)
麻しん・風しん
日本脳炎
ポリオ
インフルエンザ
おたふくかぜ
水ぼうそう

…など
(※2013年現在)


ワクチンの種類

ワクチンの種類

予防接種に使用されるワクチンには、「生ワクチン」、「不活化ワクチン」、「トキソノイド」というものがあります。


生ワクチン

・病原微生物の毒性を弱めたもの。
・病気に感染したのと同様の状態にして免疫をつくる。
・1回の接種でも充分な免疫をつくることができる。
・自然感染よりは免疫力が弱いので、5~10年後に追加接種する場合もある。
・ワクチンの種類によっては、2~3回の接種が必要なものもある。
・副反応としてもともとの病気のごく軽い症状がでることがある。

不活化ワクチン(ふかつかワクチン)

・定期接種の中で一番多いタイプ。
・ウイルスや細菌の毒性をなくして、免疫をつくるのに必要な成分だけを製剤にしたもの。
・接種しても、その病気になることはないが、残念ながら1回の接種では免疫が充分にはできない。
・ワクチンによって決められた回数の接種が必要。

トキソイド

感染症によっては細菌の出す毒素が、免疫をつくるのに重要なものもあり、
この毒素の毒性をなくし、 免疫をつくる働きだけにしたものがトキソイド。不活化ワクチンとほとんど同じもの。


予防接種の早見表



定期接種

MR(麻しん・風しん)混合ワクチン

予防する病気 麻しん(はしか)、風しん
対象 1期と2期に分かれます。

1期:生後12ヶ月~24ヶ月になるまでの間です。
2期:5歳以上7才未満の小学校就学前の1年です。
方法 生ワクチンの皮下注射で、1、2期とも1回接種をします。
注意点 接種後に、発熱、発疹がでることがあります。
生後12ヶ月未満に麻しんや風しんに感染したり、単独で予防接種を受けたりしても、1期の対象年齢に達した場合は接種できます。


三種混合ワクチン(百日ぜき、ジフテリア、破傷風)

予防する病気 百日ぜき、ジフテリア、破傷風
対象 1期:生後3ヶ月~7年6ヶ月未満の子供が対象です。
2期:11歳以上13歳未満
方法 不活化ワクチンの皮下注射です。
第1期と第2期に分けて摂取します。

1期:初回3回と追加1回の計4回接種します。
初回の3回は、20日から56日の間隔を空け、追加までは6ヶ月以上空けないといけません。標準的な接種方法は生後3ヶ月に達した時から1歳までに1期初回を終え、1期初回接種の3回が終わってから1年から1年半の間に追加を行います。
2期:日本ではジフテリアと破傷風の二種混合ワクチンです。(※二種混合ワクチンDT参照)
注意点 発熱はほとんどありませんが、第1期の3回目または追加接種で、接種部分がはれることがあります。


二種混合ワクチン DT(ジフテリア、破傷風)※3種混合ワクチンの2期にあたる

予防する病気 ジフテリア、破傷風
対象 11歳から13歳未満が対象です。
方法 トキソイドの皮下注射です。
三種混合ワクチンの第2期接種にあたるのが二種混合ワクチンです。
三種混合ワクチンから百日ぜきを除いたものを1回接種します。
注意点 副反応は特に見られません。


ポリオワクチン

予防する病気 急性灰白髄炎(小児マヒ)
対象 生後3ヶ月~7年6ヶ月未満が対象です。
方法 シロップ状の生ワクチンを内服します。
6週間以上の間隔をあけて、春と秋の2回飲みます。
注意点 副反応はほとんどありません。
接種時に下痢をしている場合は、お医者さんに相談しましょう。


BCGワクチン

予防する病気 結核
対象 生後11ヶ月までに1回接種します。
方法 生ワクチンをスポイトで滴下し、塗布した後に、9本の針のついた管針のスタンプを2ヶ所に押して接種します。
注意点 接種後は、接種部位のワクチンが乾くまで触らないようにしてください。
BCGの後が水疱になり、化膿することがあります。
4種混合や3種混合接種が終わった生後5か月~7か月ごろの摂取がおすすめです。年齢が低いと副作用が大きくなる可能性があったり、先天性免疫不全症の診断がつけにくいため、生後3か月未満での接種は控えた方がよいでしょう。


日本脳炎ワクチン

予防する病気 日本脳炎
対象 第1期と第2期に分けて摂取します。

第1期:初回は生後6~7年6ヶ月未満(標準は3歳)のときに1~4週間隔で2回接種します。追加接種は、初回接種1年後を経過した時期(標準で4歳)に1回行います。
第2期:9~13歳未満(標準では小学4年生)で1回行います。
方法 不活化ワクチンの皮下注射を行います。
注意点 副反応としては、接種部分が赤くなったり、痛みがでることがあります。
発熱やけいれん、頭痛などを伴うADEM(急性散在性脳脊髄炎)を起こす危険性があるといわれていますが、ワクチンとの因果関係ははっきりしていません。接種後30分程度は病院内にいることをおすすめします。


四種混合ワクチン(百日ぜき、ジフテリア、破傷風、不活化ポリオワクチン)

予防する病気 百日ぜき、ジフテリア、破傷風、急性灰白髄炎(小児マヒ)
対象 満3か月~7歳6か月未満で、三種混合・ポリオ予防ワクチンいずれも接種していない子供が対象です。
方法 不活化ワクチンの皮下注射を行います。
初回接種は20~56日の間隔をおいて3回、
追加摂取は初回接種から6ヶ月以上の間隔をおいて1回、合計4回接種します。
注意点 接種後、注射部位が赤くなったり、腫れたり、しこりがあげれられます。


Hibヒブワクチン ※2013年から定期接種に追加

予防する病気 Hib髄膜炎
対象 生後2ヶ月以上5歳未満の希望者が対象です。
方法 不活性ワクチンの皮下注射です。
初回接種は、生後2ヶ月目以降に4~8週間の間隔をあけて3回行います。
その1年後に追加接種を1回行います。
注意点 接種時期が三種混合と重なるため、同時接種が理想です。
接種後、接種部位の腫れや赤みのほか、まれに発熱を起こすことがあります。


小児用肺炎球菌 ※2013年から定期接種に追加

予防する病気 細菌性髄膜炎、菌血症、菌血症を伴う肺炎
対象 生後2ヶ月以上から5歳未満の子供が対象です。
方法

不活化ワクチンの皮下注射です。
標準的なスケジュールでは4週間隔で3回、生後12~15か月齢に4回目を接種します。

初回の接種月齢・年齢によって接種間隔・回数が異なります。

【生後2~6か月】
4回接種。各4週間以上あけて3回接種、3回目から60日以上あけて生後12~15か月に4回目。

【生後7~11か月】
3回接種。1回目から4週間以上あけて2回目。
2回目から60日以上あけて生後12~15か月で3回目。

【1歳】
2回接種。1回目から60日以上あけて2回目。

【2~5歳】
1回接種

注意点 接種後、注射部位の赤み、腫れ、痛みを伴う場合があります。
全身的な症状として発熱する場合もあります。


ヒトパピローマウィルス(HPV) ※2013年から定期接種に追加

予防する病気 子宮頸がん
対象 12~16歳
方法 不活化ワクチンの皮下注射。

肩に近い腕の筋肉に注射します。半年の間に3回の接種が必要で、ワクチンの種類によって接種時期が異なるため、必ず1回目に接種したものと同じワクチンを2回目、3回目も接種します。
サーバリックスとガーダシルの2種類のワクチンがあり、効果はどちらも大きくは変わりません。摂取部位の痛み、腫れなどはガーダシルの方が発生頻度が低い傾向があります。
注意点 ☆現在、厚生労働省は、HPVの予防接種を積極的には勧めていません☆
まれに重い副反応が起こる事もあり、原因は現在調査中です。
以下のリスクと有用性を理解した上で受けましょう。

・接種後に注射部位の赤み、腫れ、痛みなどが起こる事がある。まれにアナフィラキシーショックや持続的な痛みが起こる事もあり、予防接種を受ける前にリスクもよく考慮しましょう。

・ワクチンを接種しても完全に子宮頸がんを防げるわけではありません。20歳になったら定期的に子宮がん検診も受けましょう。



任意接種

水痘ワクチン(みずぼうそうワクチン) ※2014年10月から定期接種に追加される予定

予防する病気 水疱瘡(みずぼうそう)
対象 水疱瘡にかかっていない、もしくは感染の可能性が発生してから3日以内の、1歳以上の希望者
方法 生ワクチンの皮下注射を1~2回行います。
1回目の接種から約3か月後に2回目を摂取。しっかりと免疫をつけるためにできるだけ2回接種してください。
注意点 接種後に軽い発熱、発疹がみられることがあります。
かかりやすい病気なので、1歳になったら早目に受けるようにしましょう。


インフルエンザワクチン

予防する病気 インフルエンザ
対象 法的には全年齢ですが、少なくとも6ヶ月以上、一般的には1才以上が対象です。
方法 不活性ワクチンの皮下注射です。
6か月~13歳未満は3~4週間間隔で2回、13歳以上は1回接種します。
流行前に2回の摂取がおわるように、1回目を10月中、2回目を11月中に摂取するのが良いでしょう。
抗体が持つのは5か月程度なので、毎年摂取しましょう。
注意点 副反応はほとんどありませんが、流行のものと種類が異なると効果はありません。
また、卵アレルギーがある場合は避けてください。


ムンプスワクチン

予防する病気 おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)
対象 おたふくかぜにかかっていない1歳以上の希望者が対象です。
保育園入園などかかりやすい時は1歳未満でも摂取することがあります。
方法 生ワクチンの皮下注射を1~2回行います。
1回目の接種から2~4年後に2回目を摂取。しっかりと免疫をつけるためにできるだけ2回接種してください。
注意点 接種後2~3週間に発熱、耳下腺のはれ、まれには髄膜炎を起こすことがあります。


B型肝炎

予防する病気 B型肝炎
対象 生後すぐから対象です。
方法 不活化ワクチンの皮下注射です。
4週間隔で2回、その後20~24週後に1回の全3回接種します。
注意点 接種後、体のだるさ、頭痛、注射部位が赤くなったり、痛くなったり、腫れたりすることがあります。


ロタウイルス

予防する病気 ロタウイスル感染症
対象 生後6週目以降の子供が対象です。
方法 口から飲む生ワクチンです。
4週間以上の間隔をあけ、ワクチンの種類によっては2回または3回接種します。

・ロタリックス(1価ワクチン):
4週間隔で2回接種します。
初回は生後14週6日までに、2回目は生後24週目までに完了させます。

・ロタテック(5価ワクチン):
4週間間隔で3回接種します。
初回は生後14週6日までに、3回目は生後32週目までに完了させます。
注意点 副反応は特に見られません。


A型肝炎

予防する病気 A型肝炎
対象 1歳以上が対象です。
方法 不活化ワクチンの皮下注射または筋肉注射です。
2~4週間間隔で2回接種し、その約半年後に3回目を接種します。
注意点 微熱、じんましん、注射部位の痛み、赤み、腫れ、倦怠感、頭痛、下痢、筋肉痛が約6%見られます。




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